2023年度

メンバー

劉 楷文(LIU Kaiwen)

博士課程

ジェンダー、メディア、情動
復旦大学歴史学系卒。名古屋大学 G30 Linguistics and Cultural Studies Program 修了。 「時間がゆったりした素敵な映画を見て気持ちがすっきりした」「もふもふのぬいぐるみを抱きしめて、溶けるような気分になった」、または「推しがキラキラ踊る様子を見て、我を忘れて大感動した」こんな何かに癒される経験、皆さんにありますか?しかし、こういった物事がなぜ「癒し」になれるのか?それは誰にどのように作られているのか?その「癒す人」の労働は正しく評価されているのか?…私はこういう問題ばっかりを考えていて、日々研究生活を送っています。 修論は90年代の女性写真家に関する写真論を研究して、今は映画/映像、アート、アイドルといったメディアコンテンツ全般に興味があります。

メンバー

山本 恭輔(YAMAMOTO Kyosuke)

博士課程

映画とフェミニズム、ジェンダー
千葉大学国際教養学部卒、千葉大学大学院総合国際学位プログラム修士課程修了。修士(学術)。研究領域はフェミニスト・カルチュラル・スタディーズ、メディア文化論、言語人類学など。トランスナショナルに展開するポピュラーカルチャーにおけるジェンダー・人種の問題を対象とした研究をおこなっており、特に最近は第三波・第四波とされるフェミニズムの波と、アニメーション映画やロマンティック・コメディのアダプテーションやリメイクの関係性について考えています。

メンバー

毛 雲帆(MAO Yunfan)

修士課程

ジェンダー・セクシュアリティ、サブカルチャー
慶應義塾大学文学部卒。学部時代には文学専攻で女性文学を中心に研究しました。文学テクストをベースにした知の社会的意味を念におきながら、メディア空間におけるマイノリティの実践が交錯することに関心を寄せました。現在はファーリー・ファンダムを対象に、重層的なマイノリティの文化実践のなかにある多様な個のあり方およびセクシュアリティ構築に関する課題を研究しています。

メンバー

方 妍 (FANG Yan)

修士課程

ジェンダー、メディア文化
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(University of California, Los Angeles)卒。学部では言語学と東アジア文化と言語について勉強してきました。現在、主にバーチャル Youtuberという新たなメディア文化において、従来のジェンダー秩序から逸脱した「バ美肉」現象に関心を持っています。実証的なアプローチを用いながら、社会的文脈やダイナミックに変遷しているメディア文化に積極的に関与し、ジェンダースウィッチング現象である「バ美肉」の影響や可能性を批判的に探究していきたいと考えています。

メンバー

郝 思璐(HAO Silu)

修士課程

ドラマ, オンラインフェミニズム, オーディエンス・レスポンス
一橋大学社会学部卒。今は女性の視点からストーリーを展開するような「大女主ドラマ」と、それに対するオーディエンスのレスポンスに関心を持っています。大女主ドラマに関する意味解釈を媒体として、中国の「第3波・第4波」フェミニズムの発展について探求しようとしています。その場合、意味解釈と個人の社会実践との関連及び、中国の「第3波・第4波」フェミニズムの構築について考察したいと考えています。

メンバー

十河 翔(SOGO Sho)

修士課程

ポスト・インターネットとジェンダー
慶應義塾大学大学院修了・早稲田大学大学院修了(Master of Design + MBA)。日進月歩で進化するメディアの中で、ともすれば見過ごされがちな方々に寄与できる研究を行いたいと考えております。学部で社会学を、修士でデザイン学と経営学を学んできました。現在、社会人としてメディアの業界で働いております。日々の現場で芽生えた興味関心と、これまでの経験を有機的に繋げながら、人種・性別・年齢にとらわれない、AIやWeb3、メタバースに象徴される新時代に即した研究テーマに取り組んでいきたいと思っております。

2022年度

メンバー

渡辺 明日翔

2022年度修士課程修了

「興味半減」から「ネタバレ」へ
パラテクストを通じたオーディエンスの反応史

メンバー

牧 大登

2022年度修士課程修了

ステレオの詩学1960-70
室内空間における音の聴取の物質文化とその変容のサウンドスケープ/メディアスケープ(優秀修士論文)