みなさま、こんにちは!
猛暑の中、元気に過ごしているでしょうか。
8月のMEDIA & GENDER LABO.(田中東子研究室)ブログを担当させていただくM1の郝(カク)と申します。 いよいよS(Spring)セメスターが終わり、大学院生活も少しずつ慣れてきました。これから、入学して以来の生活を振り返りながら、個人の近況と田中ゼミの最近の活動を報告したいと思います。
M1の段階では、まず新しい知識の吸収と蓄積が大事で、学際情報学府では面白い講義や特論がたくさんあり、授業をメインにして毎日とても充実しています。この間はSセメスターの期末で、最終レポートや最終発表に頑張ってました。授業を履修しながら、コモンズ(学環の自習室)で同級生と課題から日常生活までディスカッションしています。新しい知識の吸収と新しく出会った友達との交流はエネルギーになっています!
授業がない時は、ゼミの仲間が自ら読書会を組織し、フェミニズム理論書を一緒に読みながらディスカッションを通して、理解を深めていきます。また、将来のためにインターンや留学を考え、行動に移すこともこの時期からです。
さらに、最近最も重要なのは、修士論文をブラッシュアップすることです。私は学部時代に社会学を専攻しており、学部3年の時からジェンダー研究とフェミニズム理論の勉強を始めました。その中で、特にポピュラーカルチャーにおける女性表象について興味を持ち、学部の卒業論文は中国の女性を主人公とするドラマに焦点を当てたものでした。大学院における研究はこの延長線で進み、ドラマの視聴者のレスポンス分析に関するさらなる研究を進めていきたいと考えます。 ゼミの中で、みんなが自分の研究計画を発表して、先生や先輩そして同級生からアドバイスと指導を受けました。そして、M2の先輩が自分の研究計画を発表するような中間発表構想会も実施され、自分の研究計画の不足している部分を補足していくことがこれから大事な仕事になります。夏休み期間を利用して、理論蓄積をどんどん進めたいと思います。
最後に、田中研究室の最近の活動について報告したいです。 7月23日に、東京大学本郷キャンパス福武ホール地下2階で『クリエイティブであれ―新しい文化産業とジェンダー』(アンジェラ・マクロビ―著)の読書研究会が行われました。『クリエイティブであれ―新しい文化産業とジェンダー』の主要内容のレジュメが紹介され、論点の意見交換も行いました。YouTubeでもオンライン配信しました。 また、9月の2日、3日に、早稲田大学で2023年度のカルチュラル・タイフーン学会のイベントが開催される予定です。今回のメインテーマは「新しい戦(中)とフェミニズム」であり、個人発表とグループ発表が行われます。関心を持っている方はぜひ参加してみてください!
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